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痛風の原因と初期症状

「風が吹くと痛い」という名前が付けられている痛風という病気は、比較的かかる人が多い病気です。
日本国内だけを見ても、実に500万人以上の患者がいると言われています。
ぜいたく病などと呼ばれることもありますが、偏食などによって引き起こされるケースも多い病気です。
そもそも、痛風とはどういった病気なのでしょうか。
まず、痛風の初期症状として挙げられるのが、血液中の尿酸値の上昇です。
この状態になると、自覚症状があらわれるのですが、その症状がまさに「痛風」という名称の由来となっています。
自覚症状というのが、足の親指の付け根が赤く腫れ上がり、強い痛みを伴うというものなのです。
酷い場合には歩くことも出来ないほど痛みがあります。
そして、この症状は発作的に起こり、多くの場合には2、3日程度続きます。
次第に痛みが引いて発作は治まっていきますが、そのまま放置していると、またしばらく経ってから発作を繰り返すことになります。
こういった発作が繰り返されるうちに痛風が悪化し、そうすると次は足首やひざなどの関節にまで腫れが出てきます。
発作が起こる頻度も徐々に多くなっていき、次第にその症状は内臓にまで及びます。
血液中の尿酸値が高くなることが痛風を引き起こす原因となりますが、それでは尿酸値はなぜ上昇してしまうのでしょうか。
通常私たちの身体の中では尿酸が必要な量だけ作られているわけですが、それに加えて私たちは食事を摂りますので、そこからさらに吸収する場合があります。
このとき、老廃物質として不要な分は体外に排出されていくわけですが、もし腎臓の機能に障害が起こっていれば、排泄がうまくいかなくなり、不必要な尿酸が体内に蓄積してしまうのです。
そして、この老廃物質の排出を妨げる大きな原因となってしまうのが、プリン体と呼ばれる物質です。
このプリン体は色々な食品に含まれている成分で、ビールに含まれていることは有名です。
他にもウニや魚卵など、比較的贅沢品だと考えられている食材に多く含まれているため、痛風が「ぜいたく病」と呼ばれることがあるのです。
ただ、ビールにプリン体が多く含まれると言っても、かなり大量に摂取しない限りは、それほど問題ではないようです。
しかし、一つ一つの食材では問題がなくても、偏った食事を続けていると、プリン体の摂取量が多くなってしまいますので、バランスの良い食事を心がけることが痛風の予防につながっていくと言えるでしょう。
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